国内サイトにしても海外サイトにしても、利用する上で安全かどうか、安心して利用できるかどうかってかなり重要です、よね?
安心・安全という基準で分類すると、
などなどありますが、事前にチェックできるものから、どうにもならないものまで様々です。
詐欺サイトやマルウェアとかは事前に調べることが可能ですが、情報漏えいは口コミしかないですし、突然の閉鎖はもう判断不可能です。
ただ、閉鎖については、サイトジャンルや更新内容等で何となく察知できなくもないので、覚悟しておくことは可能です。
それでは、順番にどのような基準で見たらよいか解説していきます。
詐欺サイトではないかの基準
詐欺サイトかどうかというのはデザイン等では判断できません。
相手もプロですので、それなりに騙せるレベルのものを作っています。
「詐欺サイト」と一括りにすると見えてきませんので、どのような種類があるのか分類してみます。
- ワンクリサイト
- フィッシングサイト
- 架空請求
- 退会処理ができないサイト
- 著作権侵害サイト
ワンクリサイト
年齢認証やトップページを開くと規約が表示され、その中に利用料金が記載されている。承認しないとサイト内に入れないのでつい承認ボタンを押すと、請求画面が表示される。
ワンクリックで表示されるサイトから、フォークリックで表示されるサイトまで様々。
ワンクリサイトはすごく分かりやすいので、あまり気にすることはありません。
請求画面に利用時間やIPアドレスなどが表示されており、まるで利用者個人の特定ができているように見せますが、全て通常のネット利用でやり取りされている情報で、個人を特定することはできません。
IPアドレスから個人の特定は可能なのですが、裁判所にプロバイダー宛の開示命令を発行してもらう必要があり、犯罪を行っているサイト運営者にはどだい無理な話です。
いきなり請求画面が出たとしても、気にすることはありません。無視しましょう。
フィッシングサイト
通常のサービスを提供しているように見せて、個人情報やクレジットカードを登録させ情報だけを盗む目的のサイト。
実際にサービスは提供されていないので、利用はできない。
フィッシングサイトは注意が必要です。
見た感じはすごくきれいに作られており、サービスも魅力的に見せています。
ただこの手のサイトは日本語が不自由な国の方が作られていることが多く、漢字のようで日本語の漢字ではなかったり、敬称の使い方が変だったりと、文章に荒が目立ちます。
また、運営者情報や決済会社の情報がなかったり、あってもでたらめなので、そのあたりをチェックして、一度WEB検索をしてみるのが良いでしょう。詐欺サイトの情報がヒットしたらアウトです。
もし気付かずに情報を入力してしまった場合、パスワードやメアド、カード番号などの変更をオススメします。
架空請求
サイトがある場合もあるが、通常は違法に収集したメールアドレスに無作為に多額の請求メールを送信する。
電話で問い合わせをすると、アダルトサイトを利用したという後ろめたさに付け込んで、追い込んでくる。
架空請求については、基本的にメールによる請求なので、無視してかまいません。
下手に問い合わせをすると、とてもめんどくさいことになります。相手からの電話が引っ切り無しにかかってくることになるので、絶対に問い合わせはしないでください。
ひとつだけ気を付けないといけないのは、裁判所からの少額訴訟の封書です。
少額訴訟は、60万円以下の金銭の支払を求める場合に限り、利用することができる制度です。訴える側の言い分だけで相手に送付することができるのですが、それだけで支払命令が出ているわけではありません。審理の日が記載されているので、その日に話し合いをします。
これを無視すると、訴える側の言い分が勝手に通り、支払い命令が発行されますので注意してください。
ただ、この訴状自体を偽造している場合もありますので、訴状が届いたら、記載されている裁判所を調べて本当に訴状が出ているか問い合わせたほうがいいでしょう。
本当に裁判所から発行されている場合は、行くしかありません。
退会できないサイト
サービスは普通に提供しているが、退会処理ページがなかったり、退会処理を行っても処理されておらず、延々と継続決済が発生する。
クレジット決済会社とグルの場合が多く、継続決済処理が止められない。
退会できないサイトはその直前まで分かりません。
入会時にクレジットカードで支払いを行っているケースがほとんどなので、これを止めるのは苦労します。
サイト運営者に問い合わせても、無視、もしくは時間稼ぎの言い訳に終始して、次の継続決済まで延ばそうとします。
退会できないことが分かった時点で、WEB検索で調べてみるのが良いでしょう。同じ境遇の方がいると思います。
マイナーなサイトである場合は、情報自体少ないことも考えられます。
問い合わせを行うことは必要なのですが、返答は待っても二日です。
二日待っても返事が来ない場合や、返事は来るけど退会処理を代行せずに引き延ばすような場合は注意が必要です。
迷っていると相手の思うつぼですので、迷わず利用したクレジットカードの発行会社に連絡して、それまでの支払い分をチャージバックし、カード番号を変更することをオススメします。
また、絶対に退会できない訳ではないのですが、退会処理ができたと錯誤させて、その実処理は行われておらず、継続決済を発生させる手口もあります。
左の画像の例で言うと、退会処理ページに行ってみると退会アンケートが表示されて返答のお願いがしてあります。「アンケートを送信して退会する」ボタンを押すとアンケート内容の確認ページに移動し、一番下に「退会フォームに進む」ボタンがあります。
ここまでは普通ですね。で、「退会フォームに進む」ボタンを押すと画像のページがどーんと表示される訳です!
※左の画像をクリックして、大きな画像を表示してみてください。
「退会処理を承りました。ご利用ありがとうございました。」と表示されていて、さも処理終了のように見せかけていますが、最下部に行くと本物の退会フォームがあって、そこで退会処理をしないと退会できないようになっています。
退会処理させないようにユーザーを騙す、立派な詐欺です。
著作権侵害サイト
著作権というものは、著作物を制作した人が元来保有する権利なのですが、これについて勘違いしている人が多いですね。
著作権登録されていないものは勝手に使ってもよい、盗撮動画は著作権フリーだ、などなど、勝手な解釈で利用しているように思います。
実際のところ、著作権は世に公表した時点で製作者が保持しているものであり、勝手に使って良いものではありません。勝手に使ったら著作権侵害となります。
勝手な解釈で使用している人は、「訴えられなければ問題ない」という薄い倫理観しか持ち合わせてないことがほとんどで、それによる製作者が被る損害や迷惑などは全く考えていないのでしょう。
ネットの世界は、特に著作権が侵害されている世界なのですが、ユーザー側から見たら、そのコンテンツの著作権者なんて分からないことのほうが多く、気にすることも少ないかと思います。
でも実際に、堂々と著作権の侵害を行っているサイトがあり、不当な収益を上げていることも確かなのです。
真面目に運営しているサイトが被害にあい、不正を行っているサイトが特をしている状態を放置すれば、業界の荒廃が進みます。
カリビアンコムが大金を払って撮影した有名女優の初裏作品なんかも、ぺろっとパクって我が物顔で配信するサイトがあれば、カリビアンコムの収益が下がり、今後魅力的な女優さんの初裏を配信することがなくなることもあり得るのです。
因果関係というものは当然ですが繋がっていますので、最終的に損をするのはユーザーさんです。
グループとして著作権侵害を行っているところは多くあり、ユーザーさんの迷惑を考えずに、何のフォローもなく飛んでしまうようなサイトのほとんどは著作権侵害サイトだったりします。
ちなみに、コンテンツというのは、映像や音声や画像だけではなく、文書なども含まれます。また、ECサイトだけではなく、衛星サイトと言われる本サイトへの誘導サイトでも盗用していることがあるのでタチが悪いです。
例を挙げると、まずコチラ「優良な有料アダルトサイトの条件」という記事。うちの師匠のサイト「ぬ18動画.com」さんで公開されているオリジナルの記事です。(※ぬ18動画さんはサイトを閉鎖してしまいました。)
この記事を軽くリライトして盗用しているサイトが「mo5e.net」というところになります。盗用記事では「優良の『有料無修正サイト』の条件」というタイトルになっていますが、目次を見ていただけると同じ内容であることが分かります。
他のページについても、劣化コピーとなっていてオリジナリティーは全くありません。
で、このパクリサイトを提供しているのがどこかと言うと、紹介されている動画サイトでお分かりいただけるかと思います。
左の画像は某グループ4サイトのフッターメニュー部分なのですが、赤丸を付けている部分が「mo5e.net」にリンクされています。公式な紹介サイトの扱いであり、このグループが制作して運営しているのは間違いありません。
他者のコンテンツをパクって勝手に使うことに全く抵抗がないのでしょう。
恐らく、本サイトのほうも同じ意識で運営されていると思います。
まるで自分たちが著作権や配信権を持っているように振る舞い、ユーザーを騙して入会させていることを考えると、著作権侵害だけに留まらない、立派な詐欺行為なのではないかと考えます。
ウイルスやマルウェアに感染しないかチェック
ウイルスやマルウェアと言われてピンと来ない方もいらっしゃると思いますので、先に用語解説を。
- ウイルス とは?
- 正しくはコンピュータウイルス。それ自体は独立して動作することはないけれども、既存のプログラムを書き換えて感染し、その機能を実行するプログラムの一種です。
ネットワークやファイルを経由して、感染対象を広げていくのも特徴です。 - マルウェア とは?
- 不正かつ有害な動作を行う意図で作成された、悪意のあるソフトウェアや悪質なコードの総称です。
ウイルスもマルウェアの一種なのですが、ここでは分けて考えます。
ブラウザ上で動作するアドオンや、様々なアプリがあります。
ウイルス
ウイルスに関してはインターネットセキュリティ(アンチウイルス)ソフトをインストールしていれば、99%大丈夫ではありますが、前もって感染していることを教えてくれないセキュリティソフトもありますので、調査する方法を解説します。
見ようとしているサイトがウイルスに感染しているかどうかを調べるには、目視では分かりませんし、アクセスしたときには手遅れになるかもしれませんので、Googleのセーフブラウジング診断を利用するのが良いかと思います。
例えば、このサイトを診断する場合は、下記のアドレスを開きます。
http://www.google.com/safebrowsing/diagnostic?site=https://nu18v.com/
Googleが過去90日間の間の巡回で、ウイルスの感染を感知したかを教えてくれます。
当サイトのサイト評価ページでは、Googleセーフブラウジング診断ページへのリンクを設置しているので、利用してください。
マルウェア
有料アダルトサイトと言っても動画やライブチャットの話になりますが、映像を再生するのに独自で特殊なアドオンのインストールを求められたことはありますか?
AdobeのFLASHやMicroSoftのSilverLightは一般的なアドオンですのでインストールしておいたほうが便利にネットを活用できると思います。
しかし、そのサイト独自のアドオンやアプリのインストールをしなければ、サンプル動画が見れないとか、ライブの待機画面が見れないというメッセージが自動的に表示されることがあります。
この場合、疑ってください。
普通なら、そんな独自のアドオンをインストールすることなく動画が見れるようにするのが、ユーザビリティーであり、ユーザーフレンドリーというものです。
独自のアドオンをインストールさせたい何かがあるのです。
インストールしたことによって、常に請求画面が表示されるようになったとか、フィッシング詐欺にあったとか、そういう話をよく聞きます。
もちろん、ほんとに便利で害のないアドオンもあるとは思いますが、インストールしてみないとどういうものかは分かりませんし、インストールして利用した後でも、裏で何を行っているアドオンなのかは分かりません。
表面的には便利なふりをして、勝手に個人情報を集めてどこかのサーバーに送っているかもしれないのです。
自動的に独自アドオンのインストールを要求するようなサイトは信用しない、これがマルウェア対策の肝となります。
安全性を取るのであれば、どんなに見たい動画があっても、即閉じることをオススメします。
個人情報やクレジットカード情報の漏えいについて
情報漏えいは社会的にも問題になっています。
国内大企業からの漏えい事件のニュースを数か月に1度は目にするくらいです。
逆にアダルトサイトからの漏えいっていうのはあまり目にしません。特に無修正の場合は海外法人だからでしょうか、噂では聞くのですが、ニュースではまったく見たことがありません。
口コミサイト等で、「カードを不正利用された!このサイトでしか利用していない!」とか話題になったりしますが、これも鵜呑みにできない情報なのです。
そもそも、クレジットカード情報を不正取得する手段は多く、どこから漏れたのかを調査をするには数か月から1年かかることなんてざらです。結果、どこから漏れたのか分からないということもあります。
よく、「カード会社の人にどこから漏れたか聞いたら、このアダルトサイトだと言われた!」という証言がありますが、これについても信頼性はありません。
不正利用されたと問い合わせしてくる人に対して、カード会社の人は「どこか怪しいサイトで決済しませんでしたか?」という聞き方をします。
不正利用された人は、思いつく怪しいサイトを言いますが、一般っぽいサイトは「怪しいサイト」には大体入っていません。怪しいサイト=アダルトサイトというイメージで話しをしてしまうので、カード会社の人は、「そこから漏れたのではないか?」という憶測で返答していることが多いようです。
もっと言えば、有料アダルトサイトが直接カード決済のアカウント契約をしていることは稀で、ほとんどのサイトが「クレジットカード決済代行会社(以下、決済代行会社)」と契約をしてカード決済を行っています。
利用料金の支払いをする際に入力する個人情報やカード番号は、決済代行会社が保存しており、アダルトサイトにはメールアドレスとサイト利用に必要なID・パスワードくらいしかありません。
決済代行会社の業務は、ECサイトの代わりに決済アカウントを契約して、それを複数のECサイトに営業して利用してもらい、中間マージンを得るというものです。
決済代行会社の上にはさらに複数の会社が絡んでいます。元締めであるVISAなどのカードブランドに行きつくまでに、3~5か所を経由していることも普通です。
当然ですが、経由したところには同じ情報が残ります。
利用料金を請求するカード発行会社、さらに持ち主であるユーザーまで含めて、実は決済のときに入力したカード情報を持っていないのは、有料アダルトサイト(ECサイト)だけなのです。
でも、不正利用があると、ECサイトが責められます。
このような仕組みを知らないのでしょうがないことなのですが、理不尽な世界なのです。
有料アダルトサイトをみて、カード情報の漏えいがあったという話しは、実はナンセンスなのですが、ユーザーの立場として判断できるのは決済代行会社になります。
そこよりも上流の情報は、ほとんど場合分からなくなっているので調べようがありません。
そして、カード情報などが流出してしまう原因としては、下記の二つがあります。
- 外部要因:ハッカーによるクラッキング
- 内部要因:決済会社社員による盗難
どっちも、ユーザーやECサイト側では対策のしようがありません・・・。
しかしながら、ある程度信用できそうな決済会社を利用しているアダルトサイトを選ぶことは可能です。
過去に漏えい疑惑があった決済会社や請求名称を、現在でも利用しているサイトは避けたほうがいいでしょう。
情報の漏えいがあると、ほとんどの場合アカウント契約を切られてしまい、過去に漏えいがあった請求名称は残っていないことのほうが多いので、決済会社名での判断になると思います。
さらに、決済会社名や問題があった時の連絡先をちゃんと記載していないところもあり、そのようなところは注意したほうがよいでしょう。
突然閉鎖するサイトの特徴
サイト閉鎖はユーザーにとって悲しい現実です。
閉鎖の予告がサイト上に掲載されていたということもあれば、ある日突然サイトがなくなっていたという経験をした人もいらっしゃると思います。
閉鎖のスケジュールを掲載して、最大限のフォローを行うところは、しょうがないと諦めがつくのですが、長期会員登録を行ったばかりなのに突然サイトにアクセスできなくなった場合などは、悲しみを通り越して怒りがわきますよね。
そもそもECサイトが閉鎖する理由は、
- 売り上げの不振
- 違法サイトで警察に捕まった
- 決済方法がなくなった
- 内部のごたごた
他にもありそうですが、とりあえずこのくらいで。
閉鎖は完全に運営側の都合なので、ユーザーには分かりようがないのか?というと、実はちょっと予想することができます。
とは言っても、肌で感じるレベルなので、書き起こすことは難しいのですが、どう見ても配信してはいけない作品を扱っていたり、著作権無視で他サイトからパクってきたような作品ばかりだったり、動画の更新がいきなり不安定になるなど、サイト運営の状態が突然悪くなったり、違和感を覚えるサイトは警戒したほうがいいと思います。
こういうアダルトサイトは、「アダルト=儲かる」というイメージだけで、商売をなめている方が運営されていることが多いので、半端な状態で始めて、儲からないと思ったらすぐにユーザーを裏切るのです。
そういうサイトが出てきては数か月後に消えてを繰り返している業界でもあるので、判断を誤るとトラブルに巻き込まれることになります。
ここまで皆さんが不安になるようなことを長々と書いてきましたが、それでも安心して利用できる優良な有料アダルトサイトはあります。
私がこれまでの経験を生かして、安全なアダルトサイトを紹介していますので、参考にしてもらえたらと思います。
今までアダルトサイト自体利用したことがなく、何をどう選んだらよいか迷われている方は、「初心者におすすめするエロ動画サイトはどこですか?(※コチラ)」をご覧ください。