フリーマーケットサイト「AV Market(そふといちば)」の運営者3名がコロナ禍で日本に帰国した際に逮捕されたニュースを覚えていらっしゃいますでしょうか?
2020年6月に逮捕となり、広告を担っていたSBSグループも壊滅的なダメージを負った事件です。
その捜査のときに押収されていた顧客リストから、新たな逮捕者が出たとのこと。
しかも容疑はAV Marketよりも以前に運営されていた「DIGITENTS(デジテンツ)」のときのものと言うのですから警察の執念と努力が垣間見れます。
児童ポルノ動画を海外拠点サイトに出品 容疑で京都の男を逮捕
2021年12月14日 19:08海外を拠点としたアダルトサイトに児童ポルノ動画を出品したとして、岐阜県警少年課と多治見署は14日、児童買春・ポルノ禁止法違反(提供)とわいせつ電磁的記録頒布の疑いで、京都府亀岡市篠町広田、インターネット広告代理業の男(48)を逮捕した。
逮捕容疑は、2017年5月1日ごろ、アダルトサイト「デジテンツ」の管理運営者らと共謀して、わいせつな動画データを不特定多数に提供した疑い。
(略)
引用:岐阜新聞Web
児童ポルノは良くないです。許せません。
当時デジテンツサイト上には多くのエロ動画が販売されていましたが、ある日一挙に削除され、「No Child porn」と書かれたバナーが掲載されました。
この段階ですでに警察による捜査の手が及んでおり、運営者に警告していたと思われますが、結局金儲けに目がくらみ善悪の判断なんてできない販売者を制御することができずデジテンツは閉鎖し、「そふといちば+AV Market」に姿を変えました。
「No Child porn」の姿勢は変わっていなかったのですが、結局2020年の逮捕につながりました。
で、2018年6月にAV Marketになる前、記事にも2017年5月1日ごろと書かれていますが、恐らく販売かアップロードした履歴データの一つだと思います。
これは運営者から押収したデータはAV Marketのものだけではなく、デジテンツ時代からのデータが全て入っていたと考えられます。
その中で、被害届が出ていた動画について、捜査を続けていたのでしょう。
岐阜県警少年課と多治見署の署員の方々、あっぱれです!
こうなってくると、デジテンツ時代に児童ポルノを販売していた方、「早々に止めといてラッキーだった」なんて考えていらっしゃった方は戦々恐々かと思います。
ただ児童買春・ポルノ禁止法の時効は5年ですので、2017年5月1日であれば2022年4月30日で時効となります。
そう考えると今回逮捕された方は後半年くらいで時効だったのですが、逆に警察も時効前に逮捕すべく動いている可能性が高いです。
悪いことはしちゃダメです。児ポ、ダメ、ゼッタイ!