逮捕者が相次ぐFC2…閲覧ユーザーの逮捕の可能性は?

FC2に会員登録していた2600万人分のユーザーデータが、ホームページシステム社のパソコン内から押収されたのは以前ご紹介しました。
それで、FC2で動画やライブの視聴しかしていないユーザーさんが、2chとかで「オワタ」と言われているのが多いように思いましたので、インタビューに答えていらっしゃる弁護士さんの見解をご紹介します。

答えてくれているのは、港国際法律事務所の最所義一弁護士です。

逮捕者が相次ぐFC2…閲覧しただけで逮捕の可能性はある?
2015.5.15 [週プレNEWS]

セックス動画を配信した者だけでなく、配信サイトの運営会社幹部までもが逮捕される事態となっているFC2騒動。

ここで気になるのは、違法な配信動画を見ていただけでも逮捕される可能性はあるのか?ということ。港国際法律事務所の最所義一(さいしょ・よしかず)弁護士が答えてくれた。

「配信サイトで違法となる動画の問題点は『わいせつ』と『著作権』。わいせつに関する罪は、あくまで見せた側が対象となるため、閲覧者が逮捕される可能性は現状では低いです。一方、著作権を侵害している動画(実際に販売されているAVなど)に関しては閲覧者でも、違法と知って録画やダウンロードすれば刑事罰の対象となります」

素朴な疑問ですが、もし配信してお金を稼ぎたい場合、動画に性器さえ映っていなければ問題にはならず、逮捕されない?

「配信内容が『わいせつ』に当たるかどうかは、社会通念上許容できるか否かという観点で判断することになりますので、一概に性器が映っていなければ問題ないとは言えません。通常のアダルトビデオなどは第三者機関である倫理委員会の判断を得ているため逮捕される可能性は低いですが、その経緯を踏んでいないのであれば、常に逮捕のリスクはあります」

引用:週プレNEWS

と言うことです。

「わいせつ」の問題については、見せた側が対象なので閲覧ユーザーは無関係。
「著作権」の問題については、違法ダウンロード法がありますが、「録画やダウンロード」をしない限り、つまり通常のストリーミング視聴のみであれば問題なしとのことです。

さらにこの記事、2ページ目に別件として、FC2の今後、また他の配信サイトについても質問されています。

では今後、FC2は“アダルト無法地帯”ではなくなってしまう?

「今回の逮捕で、日本国内で運営していたことが明らかになれば、捜査機関は公然わいせつ罪だけでなく、わいせつ物陳列罪や著作権法違反などについても、FC2を厳しく追及していくはず。そうなれば、FC2も捜査機関と対立してまで現状を貫こうとはせず、違法な配信を行なっているアカウントを停止するなど、日本の法律に則した運営を行なう姿勢を見せると予想されます。急に全アカウントをチェックすることはできませんが、これまでのような“無法地帯”ではなくなるでしょう」

ほかの配信サイトも同じように摘発されていく?

「FC2運営会社幹部の逮捕は、違法な配信に積極的に関与し収益を得ていた証拠があったからこそできたこと。今ある動画サイトの動画を運営者が全部チェックすることは困難であるため、単に“放置していただけ”では直ちに刑事上の責任を問うことは困難です。FC2騒動の影響でほかの配信サイトまで摘発される流れにはならないと思われます」

(略)
引用:週プレNEWS

FC2の今後については、あくまでもFC2の運営をホームページシステム社が日本国内で行っていると確定した場合です。
日本国内の法人が運営しているのであれば、当然日本の法律を遵守する必要がありますので、今まで通りの無法地帯ではやれないでしょう。

でも、高い可能性として、運営を人員も含めて海外に移すことが予測できます。
あれだけの収益を生むシステムを、手放すとは考えられませんからね。

二つ目の他の配信サイトについてですが、これは警察側も注視していくしかないのではないでしょうか?
FC2は日本国内で証拠を残したり証人を増やしたりしちゃったので突破口が開けましたが、他の配信サイトがどのような運営形態になっているのかはよく分かりません。

この手の違法アップロードサイトや違法視聴・ダウンロードサイトは、著作権者側からしたらダニみたいな存在ですからね。
どのように駆除するかを検討し実行していくはずなので、別の新しい騒動が起こる可能性は十分あります。

ただ、視聴しているだけのユーザーさんには、そのことによる逮捕等はないと思いますが、違法アップロードをしている人の逮捕の可能性は残っています。
犯罪はよくないことですから、こればかりは何とも言えないですね。